SHIROBAKOはP.A.WORKSが贈る「花咲くいろは」に続く働く女の子シリーズ第2弾ということで注目を浴び人気を博した作品ですが、そのSHIROBAKOがついに劇場アニメになったということで早速観てきました!
というかもう5年も経っていたんですね…… 時が流れるのは早いものです。
本編
頭にショウゲートとP.A.WORKSのロゴが出てくるのは「さよ朝」でも散々観たなぁと思い出してみたり。
開幕衝撃の事実が明らかに!
冒頭にこれまでのあらすじ的なシーンがあるのでテレビシリーズ本編から間が開いてるという人はもちろん、初見の人もある程度は設定が理解できるようになっているかも? そして劇中でも4年が経過しており、みゃーもりも中堅どころかな?と思いきや何やら不穏な空気が…… 武蔵野アニメーション(ムサニ)が植物で覆われているぞ!!! 会議室ではいつもの賑やかな光景……の幻が! 4年の間に一体何があった!?
なんと作っていたアニメが制作中止になってしまうというトラブルがありムサニはなんとか潰れずに済んだようですが仲間は散り散りになってしまったそうで。丸川社長は退いてカレー屋になっていたり、ずかちゃんは顔出しで売れてきてたりと皆それぞれの道を歩んでいるようです。
劇場作品内で作るのは劇場アニメ!
そんな虫の息のムサニに劇場アニメ作品「空中強襲揚陸艦SIVA」の企画が舞い込む!しかも10ヶ月で!え、そんなこと可能なの!? 更にげ~ぺ~う~という会社の詐欺同然の行為によって制作は全く進んでおらず、まだタイトルしか決まっていない状態で押し付けられた形となってしまったのでした。
みゃーもりと飲みに行った宮井さんが酒癖悪くて印象付けはバッチリでした。終盤でも殴り込みのシーンで大活躍でしたね!
古巣に帰ってくる仲間たち
散っていった仲間を再び集めるべく説得して回るみゃーもり。ジャージ姿で走っているところを目撃されてしまう小笠原さん。次のシーンではゴスロリ服でいつもの喋り方に戻るのが面白かったw
遠藤さんの奥さんいい人過ぎぃ!店のエプロンを着けたまま出てくるのもポイント高かったです。
そしてそして、なんと言っても注目なのは高田馬場ゲーセンミカドが出てくるシーン! 外観はもちろん、店内の再現度も高かったです。格闘ゲームを通じてお互いの気持ちをぶつけ合うシーンは熱かった! 人物によってレバーの持ち方を描き分けてるのも見逃せないポイントです。ちなみに俺は昔はワイン持ちでしたが、色々あって今はツマミ持ちになっています。
かつての仲間が集結する展開は観てて高まりますね!
殴り込みのシーンはシリアスギャグ!?
終盤でやはり一波乱来ました。映画製作の手柄を横取りしようとげ~ぺ~う~の社長が動き出したようです。みゃーもりと宮井さんが着物で殴り込み!!! 人情バトルが繰り広げる!!……のは脚色された光景のようですがw
理詰めで相手を追い詰めるシーンはスカッとしました。
ラストシーンのクオリティが高い!
一旦はスケジュール通りに無事制作完了したSIVA。しかしもっと良いものにしよういう皆の思いで作り直されたラストシーンのクオリティがまた高い! その作り直されたSIVAのラストシーンが本編の締めとして流れるのですが、とにかく動く動く!派手なアクションの連続!!! 当然のことながらいきなりラストシーンだけを観ているので細かいことはわからないのですが、そんなものを吹き飛ばす映像に圧倒され、手に汗握ります。逃げ切るまでハラハラドキドキ、そして残ったメンバーはどうなるのか!? 是非ともフルで観てみたいですね。
エンディングではSIVAの舞台挨拶のシーンなどが流れるのですが、fhánaの「星をあつめて」が流れるのもポイント高いです。
所感
テレビシリーズから結構間が空いていたので細かい設定は結構忘れてる部分もありましたが、冒頭であらすじが流れたり、登場人物の名前と役職が表示されたりするほか、セリフの掛け合いを観ていると段々思い出せる仕組みになっていました。この辺巧みに作られていてうまいなぁと感じました。急に歌うよ~なパートもあったりと観てて退屈することがありません。テレビシリーズの続きではあるものの、単独の作品としても楽しめるように工夫されていますので、まだテレビシリーズを観てないよって人も是非行ってみてくださいね。
↑色紙1週目
↑色紙2週目 みゃーもり!