ストップモーションで制作されたモルカーが話題になっていた2021年に同じく劇場公開されて話題になっていた前作『JUNK HEAD』。4年の時を経て続編が登場!その名も『JUNK WORLD』!
↓前作『JUNK HEAD』の記事はこちら。
てなわけで公開初日に早速言ってきました。
特典GET。今回も個性的なキャラが盛り沢山!
感想
前作の主人公パートンが朽ちている!? 開幕から謎の提示。そういえば事前情報で本作は前作の過去の話になるって聞きましたね。となるとこれはマリガンが文明を持つ前の話!?
中盤までは初見では何が起きているのか理解が追いついてなかったのですが、そこからは畳み掛けるような展開の数々! そう、これはやり直しの話だったのだ! この構成は短期間で撮影をするための仕掛けでもあるのかな? 舞台裏が明かされていくのは「カメラを止めるな!」みたいな楽しさがありますね。これは周回するとより楽しめると思いました。地上のシーンが多いのも印象的でしたね。バステトかわいい、謎のピロピロ、アレにしか見えない実を引っ張ってイタタタタな感じになったりと、今作でも不思議な世界観を満喫できました。
JUNK HEADへ繋がる展開の数々
前作JUNK HEADの前日譚ということもあり、JUNK HEADへと繋がっていくシーンも! まず序盤に出てきた博士ピノはこれはどう見てもDr.ルーチー!(後ほど公式サイトで確認したら祖先であることが明記されていました)ダンテは最後に木になり、原始の木になったことを示唆する描写。そして子ロビンは1200年の時を経て朽ち果て地下に落下、3バカに拾われ……これはすなわちパートンのボディは子ロビンと同一であることが確定ですかね。つまり前作はこっちの世界の未来の話だったわけだ!
続編『JUNK END』発表
エンドロールのスタッフの少なさは今回も際立ってました。制作風景が観られるのも楽しみのひとつ。ただ惜しむらくはクラウドファンディングの期間が過ぎてしまってエンドロールに名前を載せることができなかったこと…… 次回作があれば今度こそは!と思っていたら続編かつ完結編の『JUNK END』が発表!!! 「3バカに出番はあるのか!?」で笑いがこみ上げる劇場内!!! うおおおおお、種明かしを知った状態で早くまた観たい!
今作では吹替版もあり
ところで前作では字幕版しかありませんでしたが、今作ではなんと吹替版もラインナップ!しかしながら前作も独特の言語が印象深かったのでまずは前作同様字幕で鑑賞しました。前作以上に空耳っぽい日本語に聞こえるネタが盛り込まれていましたね。「水曜どうでしょう」とか「満員電車」で劇場内にクスリと笑い声が漏れてたりしました。JUNK WORLDの世界観を楽しむなら断然字幕版ですが、吹替版も気になるのでまた見に行かないと!
※ 後日、吹替版も鑑賞しました。最初はちょっと棒っぽいのが気になりましたがすぐに慣れましたね。字幕版はお遊びが多くてかなり面白かったのですが、純粋に話を楽しむなら吹替もありではないかと。また初見では何が起きているのかわからなかったシーンもより楽しむことができました! 複数回の鑑賞をオススメします!