あの花、ここさけに続く秩父三部作となる空青が公開されたので初日に行ってきました! ここさけは42回見に行ったほど衝撃を受けた作品だったので今作は一体どんな内容なのか気になります。
特典のクリアファイル。秩父三部作のヒロインが登場しています。
本編
早速あの花で象徴的な背景である秩父橋が出てきてベンチに座ってベースを弾くあおい。劇場ではベースの低音がガンガン響いていました。
(あおいはイヤホンアンプのamplugを使ってましたね。けいおんブームのときにけいおん仕様のamplugを買ってましたw)
あおいはツンツンしたキャラのイメージでしたが、高校生のあおいはまさにそんな感じでやさぐれていました。
姉のあかねは市役所勤めということで市役所のシーンが沢山出てきます。市役所は秩父映画祭で入ったことがあるのでそのときの記憶を思い出しながら観ていました。
18歳のしんのは時間を超えて来たのかと思いきや生霊という設定でした。31歳のしんのは団吉(CV:松平健!)という演歌歌手のバックバンドをやっているわけですが、何やら色々と未練があるようです。バックバンドとは言え、音楽の世界で食べていけてるって凄いことだとは思います。かつてはソロデビューもしていてこれがタイトル回収になるんですよね。お堂から出るシーンでギターの弦が切れていましたが、あのギターに取り憑いていたのかなぁ。
ところで団吉の登場シーンに使われている西武秩父駅ですが、あの花の頃からかなり景色が変わってるんですよね。今回改めて最新の背景が描かれてましたね。
またゆるちゃん、とんでもないあだ名を付けられてもずっと友達でいてくれるいい子でしたね。
正道がぽっぽに見えてしょうがないw
秩父ミューズパークはこの間放送していた岡田麿里の自伝ドラマにも出てきたところですね。
キーとなっている曲「ガンダーラ」はドラマ西遊記の曲ですね。昔夕方に再放送してたっけな。何故この曲を使うことになったのかはわかんないですけど、ロックアレンジはなかなかかっこよかった!
ラストで空を飛んでいくのは時期が時期だけにどうしてもグランドエスケープが浮かんでしまいますw
所感
作品全体としては悪くはないと思います。マリーにしては毒も少なめな感じですし。
ただ俺にはやはり青春群像劇のほうが刺さりやすいみたいですね。
でも30過ぎて人生に絶望してる人物がメインというのはそれはそれで刺さる人が多いのかも知れませんね。