「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の衝撃から早9年。幾度となく延期を繰り返したシン・エヴァンゲリオンがついに公開となりました! ということで公開日に早速観てきましたよ!
果たして本当に完結するのか!?(←全く信じていない)
ネタバレを恐れた人が沢山いたようで、月曜であるにも関わらず劇場は大入り満員でした。
本編感想
パリでのドンパチシーン。パナのタフブック登場!実際に軍事用途にも使われているノートPCだけあって、前線で大活躍していましたね。そして流れるマリの歌声。どうしても坂本真綾に歌わせたいのかな!?w
第3村のシーンでまず目についたのは新所原の看板。新所原と言えば天竜浜名湖鉄道ですね。
天浜線は氷菓の聖地である加茂荘へのアクセスに使われるほか、近年ではゆるキャン△にも登場し、ローカル線ながら割と馴染みのある路線となっています。モデルになっているのは天竜二俣駅のようですね。周辺に転車台など色々面白そうなものがあるのは知っていましたが、スケジュールの都合で実際に降りたことはまだ無く…… めでたく聖地になったということでまたそのうち行ってみたいと思います。(※ 2021年7月15日に行ってきました!こちらをご覧ください。)
ここに来てトウジとケンスケが活躍。トウジと委員長(ヒカリ)がくっつくのはこれまでの伏線通り。
アヤナミレイ(仮称)は綾波レイではないので「そっくりさん」と呼ばれることに。トウジとヒカリの娘ツバメを見てその小ささに驚くレイ。赤ちゃんを見たことが無ければそういう反応になっちゃうんだなぁ。何も知らないレイに優しく教えてあげるヒカリが印象的。
田植えなど農作業を手伝い村人と接していくうちに人間らしい感情に芽生えていくレイ。でも結局爆発しちゃうのね(´・ω・`) アスカもどうやら量産型っぽいことが判明。
加持リョウジとミサトの子供も登場。破のラストの時点で身ごもっていたとは!加持さんもニアサーで亡くなっていることが判明(´・ω・`)
そんなこんなでヴィレに戻ったシンジとアスカ。
冬月もついにLCLに!
ヒトを捨てたゲンドウ。撃たれて脳みそがぶちまけられても死なず、かなりグロい。
ミサトとシンジがやっと向き合えたのはいいがサクラに撃たれてしまう。ミサトの治療を行うシーンではしっかり看護師コスになってた!お前が撃ったんやろ!ってのはさておき。
髪が長くなったレイはいい感じ!
シンジとゲンドウの壮絶な親子喧嘩のシーンはちょっとシュール。そしてはじまるゲンドウのひとり語り。ゲンドウの過去は旧作とかなり違う印象でした。なにやら極度のコミュ障だったようですね。なんだ、俺ら側の人間じゃん(違 シンジをうまくあやせないゲンドウが微笑ましいなぁ。
シンジとゲンドウが腹を割って話すところで物語の決着が近づいているのを感じ始めます。
旧劇場版を観ているとニヤリとするシーンもありましたね。文化の極みのシーンや気持ち悪いのシーンみたいな構図が出たり、でっかい綾波が出てくるのとか。カヲルくんが出てきた棺の横にも棺がずらりと並んでましたが、あれは何人目のカヲルくんなのか!?
終盤で急に線画になったりするところも旧作を彷彿とさせますね。最後にマリが出てきて再び色が付き、物語はラストシーンへ!
ラストシーンでは数年後の未来と思われる光景が! シンジが声変わりしている!カップリングがああああああああなど息をつく暇もなくエンディングへw 鑑賞前は「また急に実写化したりして……」といったジョークも飛び交っていましたが、最後の最後でまさかの実写化! 庵野秀明監督の出身地である宇部新川駅周辺を上空から見下ろすカットで物語は幕を閉じます。ちなみに後日MX4D版を鑑賞したのですが、このシーンの浮遊感はいい感じでしたw
所感
なんと予想に反して完結してしまいました! 「最後にまたどんでん返しが来るのでは!?」とか「衝撃の予告が!?」とか思っていたのですが最後に映し出されたのは「終劇」の2文字。エヴァとの付き合いもTVシリーズの再放送からなのでかれこれ24年ぐらいになるのですが、思ったよりきれいにまとまっていてほっとしたような寂しいような不思議な感覚です。
ハンターとベルセルクもラストを拝める日が来るのかな…… (2021年5月6日 三浦建太郎先生のまさかの逝去でベルセルクの完結は叶わぬものとなってしまいました。)
↓聖地巡礼の記事もお楽しみください。