前回Debian環境のインストールを行いましたので、今度はsubversionを入れてみようと思います。
subversionはソースのバージョン管理などができるとても便利なアプリです。
共同で何かを作っている方、そうで無い方も変更履歴などが全て残せるので様々な応用が可能です。
是非使ってみることをオススメします☆
!!!ここに載っている内容は無保証です。試した結果、起きたことについて一切責任は負いません。!!!
まずはchrootしてDebian環境のrootに移動します。
$ chroot /share/MD0_DATA/etch |
インストールは apt-get でOK!
$ apt-get install subversion |
これでsubversionのインストールが完了しました。
(もしここでエラーになる場合はapt-getのupdateを実行してからやり直してみましょう。)
次にリポジトリを作成します。
ここでは例として「/var/svn」に「stepmania」と言うリポジトリを作るものとします。
リポジトリを作りたいディレクトリに移動し、svnadmin を実行しましょう。
ファイルシステムはfsfsで問題無いと思います。
$ cd /var/svn $ svnadmin create stepmania –fs-type fsfs |
これで「/var/svn」に「stepmania」と言うリポジトリができました。
lsして「stepmania」ディレクトリが作成されていることを確認してください。
リポジトリを作ったらユーザーの設定などを行います。
$ vi /var/svn/stepmania/conf/svnserve.conf |
以下の行のコメントをはずして有効にしましょう。
anon-access(アノニマスアクセス)はnoneにしておいたほうが良いでしょう。
anon-access = none ☆ auth-access = write ☆ password-db = passwd ☆ realm = My First Repository ☆ |
ユーザーとパスワードを設定しましょう。
以下のファイルを開きます。
$ vi /var/svn/stepmania/conf/passwd |
[users]セクションに以下の書式でユーザーを追加します。
複数人登録するときは下にだらだらと書いていけば良いです。
USER_NAME = PASSWORD |
設定が完了したら、subversionのサーバアプリを起動します。
「-d」はデーモンとして動作、「-r」はsubversionのルートディレクトリを設定するオプションです。
$ svnserve -d -r /var/svn |
これでサーバが起動しました。
TortoiseSVNなどのクライアントソフトで以下のURLにアクセスしてみましょう。
インターネット経由で公開する場合は ポート TCP 3690番 を開放するのを忘れずに!
svn://ホスト名/stepmania |
さて、Stepmania3.9にはイベント向けにいろんな機能を追加しているわけですが、作った本人は何をやったか正確に覚えてなかったりしますw
一度まとめてみる必要があるかな・・・