前回劇場で観た「シン・ゴジラ」から7年。再びゴジラを観るために劇場に足を運ぶ日が来ました。
感想
何と言っても主人公とヒロインが朝ドラ「らんまん」コンビの神木隆之介と浜辺美波であるのが特徴です。らんまんは非常に良かったですからねぇ。牧野植物園にも聖地巡礼に行ったりしてどっぷり楽しみましたから。と言ってもオファーも撮影開始もこちらのほうが先だったそうです。ついでにいうと隣のおばさん(澄子)も今再放送している朝ドラ「まんぷく」の主人公を演じている安藤サクラですね。(それをいうと他にも朝ドラに出演済みの人が沢山いますけどね)
劇中の設定は戦時中。マイナスワンということで初代ゴジラよりも前の年代が設定されているようです。特攻するはずが逃走し、終戦。生き残ってしまった浩一。焼け野原の東京におめおめと生きて帰って責め立てられる、今では考えられない価値観です。神木隆之介が演じるPTSDを抱えた人間の鬼気迫る様子に引き込まれていきます。
ヒロインの典子は戦災孤児の子供を連れた女性で、そのまま浩一の家に住み着きます。このまま恋に落ちる……わけではなくお互いそっけない感じで話は進行していきます。らんまんではラブラブの夫婦を演じていただけにちょっと新鮮というか、役者って凄いなって思ったり。
↓余談ですが、浜辺美波の名前を覚えたのはシン・仮面ライダーのときです。声優のあやねると親友ということで印象に残りました。
そっけないながらも娘の明子を育てながら幸せな家庭を築いた二人。そんな東京にゴジラ上陸!どんどん破壊される建物!怪獣映画の醍醐味!!! 浩一をかばって吹き飛ばされる典子。浩一は建物の影にいたため難を逃れます。原爆でもたまたま物陰にいた人が助かってますよね。
ゴジラは普通に攻撃してもすぐに再生してしまう!なので科学の力で海に沈める「海神作戦」を発動させることに。学者実は凄い奴だった!ところで海神(わだつみ)と聞くとニヤリとしてしまう音ゲーマーも多いかも?う……海神! そんなこんなで人類存亡をかけた作戦にガッツリ関わる一行であった。
浩一が乗る戦闘機がなんと震電!!! これまたシューターがニヤリとしてしまう展開!!! シューティングゲームでは馴染みのある機体ですからね。サムライソードを打てば倒せたりして!? ちなみに福岡の大刀洗平和記念館には震電(実物大模型)が展示されているのだとか!今度福岡に行ったら見に行きたいなぁ。
海神作戦が失敗し、まさに熱線が放たれようとするその時!浩一がゴジラに向けて特攻! 機体に搭載された爆弾で無事頭部を爆破し、致命的ダメージを与えることに成功! 浩一はパラシュートで脱出していた!回想シーンが流れ、今度こそ特攻で命を捨てようとしていた浩一に「生きろ」と脱出装置の存在を伝えた橘。一連の流れにゴジ泣き!最後に典子が生きていたことが判明し、再会。典子の「あなたの戦争は終わりましたか?」でまたもゴジ泣き。
沈むゴジラ、深海で再生していくのはホラー映画のラストみたいですね。エンドロールはいつもの曲で、エンドロール後は迫ってくる足音、凄い大音響!!! 人類は一体どうなってしまうのか!? いやー、素晴らしい映画でした。正直なことを言うと監督が「ユア・ストーリー」などを手掛けた山崎貴ということで周りの前評判はそんなに良くなかったのですが、上映開始するや否や大評判で、結果観に来て大正解でした。
↓後日、大刀洗平和記念館で震電を観てきました!
後日、ゴジラ-1.0/C(ゴジラ マイナスワン マイナスカラー)も観てきました!
ゴジラ-1.0のモノクロ上映が始まりました! モノクロ映画を観たのは「ボクちゃんの戦場」以来かな? でもあれはカラーのシーンもあったような? 最初から最後まで徹底してモノクロなのは初代ゴジラを彷彿とさせるかも!?(初代はまだ観たこと無いんですけどね。)
轟音シアターでの上映です。
↑ポスターもモノクロ
↑特典も貰いました!
↑轟音上映は単に音がでかいだけではありません。両サイドに専用のスピーカーがあって大迫力なのだ!
モノクロでもゴジラの迫力は変わらない! 特にエンドロール後の迫ってくる足音が大迫力! でもどっちかを選べと言われたらやはりカラーになりそうです。