トムとジェリーが実写映画としてスクリーンにやってくる! しかもヒロインの日本語吹き替えはいのりんをはじめとする豪華声優陣が担当ということで大々的に記者会見が行われる盛り上がりっぷり!
トムとジェリーは幼き頃テレビでやっているのを見ていた記憶があります。間抜けなネコがネズミを捕まえようとして出し抜かれるドタバタ劇のイメージでしたが、実はネコのトムはかなりのスペックの持ち主だったのだとか。ちょっと詰めが甘いようで、ジェリーにはほぼ毎回敗北しているみたいですけどね。
そんな長きに渡って人気があるトムとジェリー。実は割とコンスタントに新作が作られていたことを知りました。またもいのりんのおかげで新たな発見ができちゃいました。
感想
ヒロインのケイラはほぼ全編で登場! いのりんの吹き替えが心ゆくまで楽しむことができます。
盲目のピアニストと偽ってピアノの演奏会で金を集めるトム。しかしジェリーの邪魔でバレて「タダのネコじゃないか!」と怒る客。え、怒るところそこなの!?
どうやらピアノが弾けるネコはタダのネコのようです。(前述の通りトムはかなりのハイスペックであらゆる楽器が弾けるとのこと)
ホテルに住み着いたジェリーは勝手に豪華な部屋を作ってやりたい放題。ホントとんでもねぇネズミだなぁw ケイラとケイラに雇われたトムはジェリーを駆除しようとするも裏をかかれてばかりw お馴染みの穴開きチーズも餌に使われています。
人間以外の生き物は全てアニメで表現されています。要はロジャーラビットですね。人間の反応を見るに、この世界ではこれが当たり前のようです。
トムとジェリー以外は動物も含め当たり前のように喋ります。トムとジェリーが基本喋らないのはアニメ版と同様のようです。人間とジェスチャーゲームになるシーンも思わずニヤリとします。
とにかく壊す壊す。象やトラも出てきてもうめちゃくちゃw これ作るの大変だったんじゃないかなぁ。終始ドタバタで時間があっという間に過ぎていくのはアニメ版と同じですね。アニメならではのコミカルな表現が次々と押し寄せて見てて飽きません。
所感
ドタバタしているのを見ているだけで楽しい娯楽作になっていると思います。
後日、ワーナーブラザーズのチャンネルなどで配信されているアニメ版のトムとジェリーを数十年ぶりに見てみました。よくこれだけのアイディアが浮かぶなーと感心するばかり。今見ても面白い、長年愛されている理由がわかるような気がします。