学生時代はすぐ近くに住んでいたのに全く来る機会が無かったフェスティバルホール。ついに足を踏み入れる日が来ました!と言ってもあの頃のホールは既に無く、現在のホールは二代目なんですけどね。
中は実に綺麗な内装。
カフェもあるし、距離感がよくわからなくなる大量の吊るし電球も!
(写真だとただの白い丸になってますがw)
↓ちなみにドラクエ5の曲は神戸で吹奏楽版を聴きましたが、オーケストラ版を生で聴くのは今回が初めてとなります。
5分前の予鈴が鳥のさえずり。
携帯電話抑止装置も起動したようです!
いよいよコンサート開幕!
第1部
「序曲」終了後、すぎやまこういちレベル87登場!この辺はいつもの流れと同じ。
「3曲続けて」と言って去っていったのに2曲目が終わってからすぎやん再び登場、「2曲続けての間違いでした!」と、曲が終わってから訂正するお茶目な一幕もありましたw
他にもいろいろなお話を聞けました。
「ドラクエの曲はまず町や村の曲を作ってから戦闘などの曲を作る」とのこと。
「ドラクエでは空を飛ぶものが出てきます。3では鳥なので飛ぶのは当たり前でしたが6ではついにベッドまで飛びました。5では絨毯、11ではクジラも。堀井さん自身がずっと飛んでるんですよ。」とユーモアを交えた内容も。
そんなわけで、今度こそ第1部終了まで3曲続けての演奏開始!
ドラクエ5の中でも屈指の名曲 「愛の旋律」がついに生で聴けました!この曲は大人になってから更に好きになったんですよね。5のドラマ性を象徴する曲の一つだと思います!
ちなみにドラクエ10のVer4.1でも流れている場所があるのですが、シナリオ進行上行く必要が全く無い場所なので知らない人もいるかも?
(この記事を執筆時点でVer4.2は未プレイ)
第2部
休憩が終わり、再びすぎやん登場。
作曲時の話をホトトギスの話に例えて説明されていました。
信長の「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」、これ(キャンセルする)は一番ダメ。
一番いいのは家康の「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」。
でも締切があるときは秀吉の「泣かぬなら鳴かせてみせようホトトギス」が必要になるとのこと。
曲はフッと浮かんでくる時があって、「序曲」がまさにそれで「チュンソフトで打ち合わせした後、部屋ですぐに浮かんだ」とのこと。これは「序曲は55年と5分」で作った曲として有名な話ですが、「結婚ワルツは40年前に新幹線に乗ってる時に浮かんだ曲」ってのは初耳でした!
すぎやんの話が終わり、団員の入場。すると俺の目の前の扉が開いて、すぎやんが客席に紛れ込む様子を見ることができました。俺の斜め前方に座ってましたよ。
今回のコンサートは席が選べるタイプだったので、これまでのパターンからすぎやんが客席に紛れ込む動きが見やすいであろう下手側扉付近を取っておいたのですw
第2部は最後まで続けて演奏、「哀愁物語」もオーケストラ版を生で聴けてよかったです。これも好きな曲なんですけどN響版には何故か入ってなかったですからねぇ。
「高貴なるレクイエム」ではチューブラーベルが活躍していました。(FF7でもよく使われている楽器ですね。)
ラスボスはティンパニがズンドコ鳴ってて迫力満点!
最後は「結婚ワルツ」で締めとなりました!
アンコール
アンコールの演奏の前に指揮の方のお話も聞けました。
指揮の方自身もドラクエを遊んでおられて、ビアンカ派とのこと。拍手が巻き起こっていました! また、名前に「鋼」が入ってるからずっと「はがねのつるぎ」や「はがねのよろい」を使っていたとか。結構苦労されたようですw
そんなこんなで最後の曲はドラクエ11から「過ぎ去りし時を求めて」でした。
音響に定評のあるフェスティバルホールでドラクエの歴史を振り返るこの曲が聴けて大満足な一日でした!