シン・ゴジラから6年、庵野秀明脚本のシン・ウルトラマンがついに登場! 国民的ヒーローのウルトラマンが今度はどうアレンジされているのか、観てきましたよ。
と言っても実はウルトラマン本編はほとんど観たことが無いのです…… でもコロコロで連載していた漫画を読んでいたり、ゲーム(ディスクシステム版とかスーファミのとか、ウルトラ警備隊とか)を遊んでいたりと親しみがあり、基本的なことはある程度知っています。考えてみるとゴジラも似たような感じでしたがちゃんと楽しめましたし、今回も大丈夫でしょう。
本編
開幕から庵野節溢れる展開(文章が読みきれないw)で怪獣が次々と現れます。「怪獣は日本にしか現れない」とちょっとメタなセリフも。ある日、怪獣と戦う謎の巨人が登場します。まだ「ウルトラマン」という名も無く、敵なのか味方なのかすらもわかりません。確かにファーストコンタクトはそうなりますよね。あまりにも有名なキャラなので、そんなこと思いもよらなかった!
巨大化した浅見がめっちゃシュール! あっという間に動画が拡散されるところもいかにも現代感あります。メフィラスのハッキング能力なら黒歴史も消せるのではw 地球人は生物兵器として大変優秀なようで危険な種族と考えられているようですね。そんなわけで次々と外星人が押し寄せる地球の運命やいかに!?
今回登場したザラブやメフィラスはウルトラマン本編でもお馴染みのキャラのようですね。カネゴン、バルタン星人、ゼットンなどは名前を覚えているのですが、この2人は鑑賞後に調べるまで知りませんでした。
ウルトラマンと言えば「シュワー!」という声やカラータイマーがピコンピコンのイメージがあったのですが、その辺の要素は無かったですね。ウルトラマンの声は特に無く、カラータイマーもありませんが地球ではエネルギー消費が大きいことが示唆されていました。戦闘シーンは意外と少なかったですが、スペシウム光線や八つ裂き光輪などが見れて良かった! ザラブとの戦闘シーンで流れてた曲はディスクシステム版で変身したときの曲だったのでとても懐かしい気分にw
(あのゲーム、みんな無敵技使ってた気がする。)
最後は宿敵ゼットンが登場!しかもそれを出したのがゾーフィとは。ウルトラマン単体では全く歯が立たず、初代ウルトラマンの最終回を彷彿とさせます。ここで地球人と協力してゼットンを破壊するまでの流れが熱い! 地球に残って地球人を理解したいというウルトラマンの強い意思は変わらず、最後は想像にお任せします的な感じでラストを迎えましたね。
そんなわけであっという間の2時間でした。シン・仮面ライダーも楽しみだなぁ。