春休み恒例の劇場版ドラえもんがはじまりました。今回のメインヒロイン「ハンナ」を演じているのはなんといのりん!いのりんのドラえもん出演と言えば2年連続で登場したドラヤキ星人が記憶に新しいところですが、ついに劇場版ヒロインも演じることになるとは、次々と活躍の場を広げていってますね。今度はどんな演技を見せてくれるのでしょうか!?
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感想
劇場版といえば大山のぶ代時代から受け継がれる「ドラえもーん」からのOP入り。今回ももちろんあります。今回の舞台は空に浮かんだ理想郷(ユートピア)「パラダピア」。ドラえもんがローンを組んで買った飛行船で行くわけですが、行き先を決めるのに使った新聞に「ピリカ星との親交深まる」など小ネタが載っているのが良いですね。22世紀ではピリカ星と交流がある!やはりドラえもんたちのおかげ!?そしてこの新聞に既に伏線が張られていました。
パラダピアで出会ったソーニャは22世紀の猫型ロボット。なんとここにいるのは未来人なんですね。人間たちは日々勉強と労働を行い、芸術などに勤しむ。昔ながらのユートピアの光景が広がっています。これはうさんくさい…… パラダピアを作った三賢人もうさんくさいと思ったらやっぱり悪者だったというw ジャイアンやスネ夫は洗脳が進んでどんどん優しくなっていく、傍から見ればまさにディストピアさながら。
いのりん演じるハンナはヒロイン力高し!ハンナもここパラダピアに連れてこられた一人ですが、幸いにも洗脳が解けて逃げる隙を伺っていたとのこと。しかし逃げるのなら自分だけでなくみんなを助けたいという優しさの持ち主。良い演技を見せてくれましたね。
サーモグラフィみたいなのでしっかり写るドラえもん。ちゃんと体温があるようですね。まあロボットなので稼働してると熱を発していても不思議ではないかな。風邪も引くぐらいですし。冒頭に出てきた青い虫が実はドラえもんという伏線回収も熱かった!
ラストのソーニャ大爆発は海底鬼岩城のバギーを彷彿とさせましたね。体は爆発で消滅したものの、奇跡的にメモリーは残っていたため復活は可能。EDではソーニャの復活が示唆されていました。未来の世界で会えると良いですね。