公開初日ということで観てきました。
「響け!ユーフォニアム」の名前を全面に出していなかったので割と最近までユーフォニアムのスピンオフ的な作品だということを知りませんでした。実際に本編を観るとそれも納得かなと思います。全編に渡って不思議な雰囲気が立ち込めており、「たまこラブストーリー」を観たときのような感覚を思い出します。
本編は課題曲である「リズと青い鳥」の原作小説の話をベースに進んでいきます。希美(青い鳥)を手放したくなくてリミッターをかけているみぞれ(リズ)、リミッター解除で足枷になっていたのは自分だと気付く希美。結構辛い展開でした。誘った相手や後から始めた人が自分より先に行ってしまう、俺も結構経験がありますからねぇ(´・ω・`) みぞれに音大を奨めた先生は、希美が音大を受けると言った時には「頑張ってね」としか言わなかったですし、この辺結構ドライなところがある作品ですよね。図書館での本を見るに、希美は結局一般大を受けることにしたっぽい?
ひと夏の思い出感溢れる作品でした。
ラストのリミッター解除なオーボエの演奏には圧倒されます。複数回観るとより途中までとの違いがわかると思いますよ。
細かい感想の列挙など
- 希美のあとをぴったりくっついて歩くみぞれがなんだかドラクエっぽいw 去年のドラクエスペクタクルショーでこんなネタあったなぁ。
- 北宇治高校はいつから女子校になったんだろうってぐらい男子の出番が無いw 一応背景を注意深く見てるといることはいるのですが、主要キャラを追っているとほぼ気付かないのではないかとw
- 久美子など、ユーフォニアムの中心人物は大体空気。でも要所要所で重要な役回りをやっています。
- ハープ奏者が増えていた! 最初ハープの音を聴いたときはBGMかなんかだと思ってました。
- あちこちに映り込む小鳥が印象的。
- 後輩ちゃんのポケットから唐突に出てくる卵、これも鳥にかけているのかなぁ。
- 腹チラが無かった!!!(ここ重要) 背中チラは何度かありました。