Stepmaniaは音ゲーであるが故に付きまとう問題があります。
それは「タイミングは環境に依存する」と言うこと。
環境の違いによるずれが発生する原因としては、
1. マシンパワーの差
2. 入力デバイスのレスポンスによる差
3. 液晶などによる表示タイミングの差
などが挙げられます。
このうちの3については音とのタイミングが合っていればとりあえずよしとできるでしょう。
(DDRXのロケテ時と似たような状況ですね。)
厄介なのは1と2。
例え同じマシンでも、デバイスがキーボードとマットではレスポンスが違うことも多く、マシン間の特性によっては余裕で50ms以上ずれたりします。
時々ステマニスレで「あと何ms早くしたほうがいいよ」と言ったアドバイスをしている方がいますが、大変お気の毒ですが両者の環境が全く同じで無い限り時間の無駄でしかありません。
貴重な時間、もっと有意義に使ったほうが良いと思われます。
上記理由により、当方製作の曲を会場のマシンでプレイすると、かなりタイミングが遅くなってしまっています。
これまでもプレイヤー数名から「判定が遅いのでは?」と言う指摘を受けてきましたが、結論から言うとずれています。
その証拠に、当方の製作環境 = プレイ環境であった「おジャホイっ!4」ではタイミングに問題は無かったはずです。
逆に言うと、他のメンバが作った曲の判定はその分早くなってしまっていたわけですが・・・
製作者としても、自分の意図したタイミングで踏んでもらえないのはイマイチです。
なんとかして環境の違いを吸収する必要があります。
通常、環境の違いによるタイミングの差は「StepMania.ini」内にある「GlobalOffsetSeconds」を調整し、一律にタイミングをずらすことができます。
しかし複数人で製作している場合、自分の曲に合わせて一方的に GlobalOffsetSeconds を変更してしまうのはまずいです。
そこでsmファイル内の「#CREDIT」に記述された名前ごとにオフセットを調整する機能を追加してみました!!!
これによって全員が自分の意図したタイミングで踏んでもらえるように調整することが可能です。
次回のぷにケットでは、バッチリEXTREME基準のタイミングで踏めるようになっているはずですのでお楽しみに☆
歪みねぇな。
まっすぐにね♪