ちょいと機会があって、スマートフォンについて研究することになりました。
機種の選別ですが、iPhoneは開発にMacがいるようなので却下されましたw
というわけでAndroid機であるXperiaに白羽の矢が当たりました!!!
早速開発環境を構築したのでついでにまとめてみました。
環境は WindowsXP 32ビット です。
ただし、以下の手順は無保証です。
一見動いているように見えて、後々足りないものが出てきたりする可能性はあります。
試す場合は自己責任でお願いします。
■ JDKをインストールする
「http://java.sun.com/javase/downloads/widget/jdk6.jsp」からJDKをダウンロードする。
「jdk-6u20-windows-i586.exe」を実行し、JDKをインストールする。
何も考えずに次へを押せばよい。
■ AndroidのSDKをダウンロードする
「http://developer.android.com/sdk/index.html」でWindows版のSDKをダウンロードする。
「android-sdk_r05-windows.zip」を解凍する。
解凍してできた「android-sdk-windows」をCドライブの直下に置く。
■ Xperiaのアドオンをダウンロードする
「http://developer.sonyericsson.com/wportal/devworld/downloads」で「Android」の「All Android downloads」をクリック。
「Sony Ericsson Xperia X10 add-on for the Android SDK」をクリックしてダウンロード開始。
「102216-XPERIA-X10_SDK_Add-on_r1.zip」を解凍する。
解凍してできた「XPERIA-X10_r1」を「C:\android-sdk-windows\add-ons」に置く。
■ AndroidのSDKをインストールする
「C:\android-sdk-windows\SDK Setup.exe」を実行する。
httpsがどうのこうの言ってくるので「Settings」→「Force https://… source to be fetched using http://…」をチェックする。
「Installed Packeages」で以下のものをAcceptに設定し、インストールする。
・SDK Platform Android 1.6 API4, revision 2
・Google APIs by GoogleInc.,Android API4, revision 2
■ Eclipseをインストールする
「http://www.eclipse.org/downloads/」で「Eclipse Classic 3.5.2 (163 MB) Windows 32bit 」を選択し、ダウンロードする。
「eclipse-SDK-3.5.2-win32.zip」を解凍する。
それを「c:\eclipse」に移動。
■ Android Developer Toolsをインストールする
Eclipseを起動する。
ワークスペースを作る場所を聞かれたら、任意のディレクトリを設定する。
「Help」→「Install New Software」でダイアログを開き、「Add」を押す。
Add Siteダイアログが開いたら以下の項目を入力し、OKを押す。
Name「任意」
Location「https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/」
「Developer Tools」にチェックを入れて「Next」を押す。
いろいろ警告が出るが、無視して構わない。
インストールが終わるとEclipseが再起動される。
■ プラグインを設定する
「Window」→「References」で設定ダイアログを出す。
左のリストから「Android」を選択する。
「SDK Location」に「C:\android-sdk-windows」を設定する。
「Window」→「Android SDK and AVD Manager」で設定ダイアログを出す。
左のリストから「Virtual Devices」を選択。
「New」を押し、「Create ne AVD」ダイアログを出し、以下の項目を入力してから「Create AVD」を押す。
Name「任意」
Target「X10 (Sony Ericsson Mobile Communications) – API Level 4」
SD Card「適当な値(とりあえず1000MiBにしといた)」
■ Xperiaのエミュレータを起動する
「Window」→「Android SDK and AVD Manager」で設定ダイアログを出す。
右のリストから先ほど作成した Virtual Device を選び、「Start」を押す。
「Launch Options」ダイアログが開く。
任意のサイズを入力してから「Launch」を押す。
これでエミュレータが立ち上がる。
実際に画面の部分が表示されるまでにかなりの時間がかかる。
動いてるのかどうか不安になるが、のんびり起動を待つと良い。