内容を言ってはいけない映画を観てきました! 本作は事前に公開された情報はキービジュアル1枚のみ。登場人物、シナリオ、主題歌などあらゆるものが謎のベールに包まれており、もちろんPVも無いという徹底ぶり。金ローですら公開に合わせてジブリ作品を流してはいたものの、今はよくある冒頭数分を公開なども無し。でもよくよく考えてみたら自分が映画を観に行くときって事前情報をほぼ仕入れず、例えば「お気に入りの声優が出ているから」など決め打ちで行くことも多いので自分から情報を得る得ないという違いはあるものの、予備知識的なものはそれほど変わらない気もしますね。
そんなわけでネタバレ大敵な本作ですが、運悪く公開直後にコロナになってしまい、観るタイミングが1ヶ月以上ずれこんでしまいました。幸い、思ったよりネタバレは踏みませんでしたけどね。SNSでもネタバレに配慮している人が多かったです。(ネタバレを配慮した結果、綾波の田植えが公式から出てくる現象もありましたが……) そういえば上映前の忍耐チャレンジ(予告編)すらも無いということで期待していたのですが、普通にありましたね。劇場によるのか、はたまた上映直後は本当に無かったのかは不明。忍耐チャレンジもヘビーに劇場に通ってるとうんざりしてくるんですよね……正直無くしてほしい。
感想
キービジュアルからファンタジーな世界を想像していたのですが、意外にも導入部は戦時中の日本でした。
↑宮崎アニメといえばババアキャラ!序盤からこんなに沢山出てくるとはw
↑自ら石で頭を叩き、大きめの傷を負う眞人。血が苦手な俺は生生しくボッコボコ溢れてくる血液の描写に卒倒しそうになりました。ごく普通のアニメの描写であれば別に問題ないんですけどね。これはあんまりリアルだったもので。グロ描写が苦手な人は注意ですね。
↑戦闘態勢の婆さん軍団面白すぎるw
↑青サギお前だったのか。キービジュアルに出てたのは。ここからはファンタジーな世界へと突入していきます。
↑塔の中では不思議な描写が続き、まるで夢の中にいるかのような感覚。「俺は今何を観ているんだろう」とこの不思議な世界に引き込まれていました。
↑後半になって登場したヒロインのヒミ。宮崎アニメといえばやはりかわいいヒロイン!ここに来てようやくテンションが上がってきましたw 宮崎アニメといえば食べ物の描写も忘れてはいけないですね。
↑大叔父。いや、あんた宮崎駿やろ。
↑ヒミとの別れつらみ~ でも自分の世界に戻らないと歴史が変わってしまいますからね。現実世界に戻ったあとは塔の中での記憶は忘れてしまうんでしょうね。
宮崎駿に好きにやらせたらこうなった感があって、これはこれで面白いんじゃないかなと思いました。ヒロインもかわいかったし、婆さんも楽しめました。話題性も高く、興行収入も好調のようですね。まさにジブリだからこそできた手法かも。
※ この記事で使用している画像は公式サイトで配布されているものを使用させていただきました。