モルカーがスクリーンへ帰ってくる! しかも今回は完全新作映像で!ということで最近では珍しく公開初日に行ってきました。
入場特典
↑1回目はポテト。王道的ですね。
↑2回目はアビー。シークレットの炙りサーモンは出ませんでした。
本編感想
まずこれまでと決定的に違うのはフェルトを使ったストップモーションではなくCGになっているということ。ストップモーション技術の凄さがモルカーの魅力の一つでもあるので今回もストップモーションでやってほしかったというのが正直なところですが、そうすると完成までに何年かかるかわからなくなるので致し方なしですかね。でもそんな不安も本編がはじまるとすぐに払拭されました。テレビシリーズを彷彿とさせる描写はしっかり踏襲されており、モルカーの動きはもちろん、モルシティーをバッチリ再現、人間は人形っぽく、もるみはアニメで、そしてところどころぶっ込んでくる実写要素ありとよくぞCGでストップモーションの要素を再現したと大興奮でした。トレジャーモルカー、タイムモルカー、ゾンビシロモ(注射で治せるみたいw)、DJモルカーなどはもちろん月が出てきたり(この世界では聖地巡礼で月旅行するぐらい当たり前のようです)ドライビングスクールネタも出てくるなど、こちらもテレビシリーズで出てきたシーンも盛りだくさん。最後の爆発シーンでは寿司モルカーのネタがこんがり焼けて炙り寿司になってしまうのが印象的。
今回のキーパーソンとなるキャラのカノン、画面がゲームボーイみたい!と思ってたらゲームボーイそのものでした。画面の横にちゃんと赤いLEDがあるし、最後に破壊された時には画面に線が入ったりしていました。そう、初代ゲームボーイは画面をちょっと押すだけで断線してしまうんですよねぇ…… カメラ機能もあり、これもポケットカメラを彷彿とさせます。
本作ではこの先やってくるであろうAIによる自動運転がテーマとなっています。充電はタブレットで行います。タブレットに走行可能距離と思われる数字が書いてある。EVカーと違って充電に時間がかかならいのは魅力的!? でもかなり不穏。終盤でアイモルカーのベースがモルカーそのものであることが明かされますし人類は愚か。
EDではモルモットの声をサンプリングした曲が流れました。最後に出てきた「つむぎありがとう」のメッセージに涙。そう、モルカーの声優でありモルカーのご先祖様としても登場したつむぎは亡くなってしまったんですよね……
早くも続編制作が決定したとのことで次回作も楽しみに待ちたいと思います。