とてもお恥ずかしい話なのですがアストロシティの鍵を無くしました。アストロシティ復活に向けて進めていこうと思い立った矢先のこと、確かに基板棚に置いてあったはずのアストロシティのメンテンナンスキー&金庫キーが何故か無い!!! 部屋の中を隈なく探しましたが結局見つからず途方に暮れてしまいました。最低限メンテンナンスキーが無ければブラウン管モニターを処分したり、中に入れっぱなしの基板を取り出したりもできないですからねぇ。そんなわけでアストロシティの鍵について記載します。
アストロシティの鍵について
アストロシティの説明書によると鍵のパーツについて以下のように記載されています。
↑メンテナンスキー「220-5380 MAG LOCK MASTER W/O KEY」
↑金庫キー「220-5046-91 MAGNETIC LOCK W/KEYS」
このうちのメンテナンスキーについては恐らく共通であり、それまでの所有者が独自に交換したりしていない限りは他のアストロシティの鍵を使うことが可能です。もし筐体所持者の知り合いやゲーセンの知り合いがいれば鍵を借りたりできるかも知れません。また、型番でぐぐるとたまに流通していることが確認できるのでそこから入手することも可能でしょう。そんなわけで幸運にもメンテナンスキーを再び入手することができました。
↑もう絶対無くさないようにキーホルダーとか付けてみたり。
問題は金庫キーです。説明書でもここだけ型番が違う上に店独自の鍵に付け替えられているケースも多いパーツです。同系と思われる鍵は出回っているものの、鍵の番号を控えていないと膨大な数の番号の中から合ったものを引き当てないといけないので現実的ではないでしょう。はい、俺もまさか鍵が消えて無くなるなんて想定していなかったので番号は控えてませんでした。せめて番号がわかれば希望はあったかも知れないのですが……
↑同系のシリンダーキー
金庫の鍵を開けよう大作戦!
ブラウン管モニターが生きていた当時は実際にコインを入れて遊んでいたこともあり、金庫の中にはかなりの数のコインが眠っています。また、金庫キーが無いとコインを入れて遊ぶというやりかたもできなくなります。そのためなんらかの手段で金庫を開けねばなりません。
まずは定番!カギの救急車
鍵のトラブルでまず浮かぶのが鍵屋さん。ちょうど近所にカギの救急車の店舗があるので話を聞きに行ってみました。ここなら実店舗があって安心ですし、実際に同系の鍵を見せて見積もりをしてもらおうという目論見です。
※ ブラウン管回収業者選定の記事でも書きましたが、鍵屋もこれまたぼったくりの悪徳業者が多いようで「カギの救急車」のニセモノ業者がごろごろ出てきます。鍵が開かなくてパニック状態のときにこれらの悪徳業者を呼んでしまうと酷い目に遭うそうなのでご注意を。人の足元を見たビジネス多いですね……
結論から言うと解決しませんでした! 実店舗があると言っても職人が常駐しているわけではないようで、店のお姉さんに鍵を見せたら「それは壊さないと無理ですねー、25000円からです。」から!?からってなんや!?というわけでもっと親身にアドバイスして貰えることを期待していたのですが残念な結果になってしまいました。ぶっちゃけ25000円払って壊すぐらいなら自分でドリル使って開けるぜ!
ドリルでホリススム
ドリルは男のロマン!
マキタの14.4Vのドリル、刃は鉄工用のやつです。
ギュイーーーン!!!
ギュイイイイイイイーーーン!!!!!
ついに開かずの扉が開いたぞ!!!
中には小銭がザックザク!手こずらせやがって、こいつめ!
てなわけで無事解決しました。また同じ事故をやらかさないよう、ベロは外して、扉はテープ止めにしています。皆さん、鍵は無くさないように注意しましょう!
↓次回、OSSC導入編!