さて、前回までで基板の動作及びアストロシティ側での操作など、一通りの検証が完了しました。あとはアストロシティに液晶モニターを設置すればひとまず遊べる状態となります。
スチールラックを土台にしよう!
アストロシティの内部に収まるサイズのスチールラックを購入しました。内部は電源、金庫、コンセントなど障害物や突起が多く、綺麗に収まるようにするにはサイズの吟味が必要です。
届いたスチールラックを組み上げて格納。事前に採寸していたので無事綺麗に収まりました。
どうも中が平らになっていないのか、ガタガタするので応急処置的に足にダンボールを挟んでいます。
一旦上部パーツを戻して確認。問題なし!
ゲーミング液晶モニターを設置!
ゲーミング液晶モニター(I-O DATA GigaCrysta 27インチ EX-LDGC271TB)を設置して上部のパーツを閉じます。
コントロールボックス(COMBO AV EX++)をアストロシティの前に仮設置。ハーネスのケーブルが短いのでこういう配置にせざるを得ません。これは後々解消したいと思います。
電源を入れると無事起動!!! アストロシティ仮復活の瞬間です! 当然のことながら、29インチブラウン管の頃よりも画面はかなり小さいのですが意外と違和感なくプレイできます。それ以外のプレイ感はアストロシティそのまま!愛しのセイミツレバー再び!
ミカドの配信でテトリス ザ・グランドマスターのBIG MODEが盛り上がっていたので俺も楽しみましたw
コンパネを静音化しよう!
第2回でも述べたように、ブラウン管が無くなって中が空洞になった影響でレバーやボタンの操作音がとてつもなくうるさくなってしまった問題。いくつか対策をしてみました。
まずはコンパネ内部にタオルを詰め込む! これだけでも大幅な静音化に成功しました。
しかしカチカチ音よりもレバーがガイドに当たってガコガコ鳴る音のほうがよっぽどでかい…… これに関してはレバーに輪ゴムを巻くことで解決しました。ただし、ストロークが少し短くなり、プレイ感覚に影響が出ます。1mmの輪ゴムでも結構変わるもんですね。調べてみると0.3mmの輪ゴムもあるそうですが簡単には手に入らなさそう?
これはまだまだ仮復活に過ぎない
散々仮復活と書いているのには訳があります。現状の問題を列挙すると……
基板の出し入れをする扉が閉められない
目の前にコントロールボックスを置いているので当然閉めることができません。元々の構想だとコントロールボックスはアストロシティの中に内蔵するつもりでした。でもこのコントロールボックスはブラストパネルモデル。そんなん入るわけ無いだろ!ということに買ってから気付きました…… まあ斜めに入れるとかどうとでもやりようはあるのですが、配線難度が上がってしまいますね。
HDコンバーターの遅延問題
コントロールボックスに内蔵されているHDコンバーター(GBS-8220)には遅延があり、TGMシリーズなどを遊ぶ場合に支障が出ます。現在ではフレームマイスターよりも高性能と言われているOSSCがあるため、それを輸入しようと思っていたのですがこれまたコロナの影響で日本への発送がストップされてしまっています。これを書いている現在、コロナがいつ終息するか全く検討がつかない状態。値段が高騰しているフレームマイスターを購入するべきか悩ましいところです。
あと、フレームマイスターやOSSCを使うとコントロールボックスはいよいよただの電源ボックスに成り下がるという問題もw しかし、コントロールボックスをベースにすることを諦めれることでむしろコンパクトに収まりそうですね。電源だけ仕入れてくる、または簡易コントロールボックスを使う、などの手段が考えられます。
※ なんてことを書いた直後、日本への発送が復活していました!早速購入したのでこちらをご覧ください。
縦画面にできない
これまた元々の構想ではモニターアームを使って縦画面対応も行う予定でした。しかしながらコロナの影響か、目をつけていたモニターアームがなかなか入荷せず頓挫しています。
※後日、無事入手しました。縦画面対応についてはこちらをご覧ください。
それでは次回、OSSC導入編へ!
↓その前に番外編も是非お読みください。