ブラウン管モニターを液晶モニターに換装するためにはまず壊れたブラウン管モニターを処分する必要があります。筐体ごと処分するケースは見つかるのですが、個人で剥き出しのブラウン管を処分するケースについてはぐぐってもうまく見つからず…… 粗大ゴミもブラウン管はNG、送りつけるだけで無料で引き取ってくれる系の業者も29インチの剥き出しブラウン管はNGとのことでした。更に問題なのは16年の間に周りの環境もかなり変わっているということ。昔のように複数人の友人をホイホイ集めるのは難しくなっています。つまりそれはアストロシティからブラウン管を抜き取るという作業自体が困難であることを意味します。はてさて困った。
そんなわけでブラウン管の引き抜きから処分まで面倒を見てくれる業者探しを始めるのでした。
回収業者選定！
ネットで回収業者を調べていると悪評の数々が出てきてビビる俺。いざ回収の段階で見積もりと異なるとてつもない額を請求されたり、そこで断ると今度はキャンセル料を請求されたりというトラブルが非常に多いらしいのです。ウェブサイトは今風の小綺麗なもので安心感があるものの、住所をストリートビューで見てみるとボロい民家があるだけとかいういかにも怪しいものも多いです。酷いところだと回収してもらったものがすぐ近所に捨てられているケースもあるのだとか。ひええええ……
そういった地雷を踏まないように調べ抜き、信頼できそうな業者として見つけたのが「かたづけ招き猫」さんです。早速連絡してみたところ、料金は見積もりで固定、ブラウン管が剥き出しでも問題ないとのこと。というわけで来ていただくことにしました。
ブラウン管モニター回収の準備
モニターの外し方についてはモニターを横にする記事でも出てきたので詳細は省略します。
周りのパーツを外し、モニター基板などのコネクターも抜き、あとはブラウン管を引っこ抜けばいいだけという状態にして業者の到着を待ちます。
業者到着
業者の方が到着したので早速見てもらいました。するとお兄さん一人でブラウン管をひょいっと引っこ抜いて回収完了。さすが回収業者だけあります。俺の力じゃ絶対に無理だ…… お値段も12,000円+消費税ポッキリでお安い！ 正直いきなり態度が豹変したりすることをかなり警戒していたのですが、杞憂に終わりました。良かった良かった。ちゃんと調べたかいがありましたね。一応アストロシティ自体を回収することも可能かと聞いてみたら「問題ない」とのこと。「かたづけ招き猫」さんは信頼できる業者だと思いますので、同じように個人で捨てるのが難しいものがある方は頼んでみてはいかがでしょう？
29インチブラウン管が無くなると中はほぼほぼ空っぽの状態となりました。未練がましくモニター調整基板は残したままｗ
コンパネの音がうるさい問題
ブラウン管が無い状態でコンパネを触るとレバーやボタンの音がめちゃくちゃうるさいことに気付きました。これまでブラウン管で蓋がされていた状態だったため、音も封じ込められていたのでしょう。
それが無くなり、更に空洞の筐体が音を増幅するという状況になっておりとにかくうるさい！近隣の部屋から苦情が来そうです。これは対策しないといけないなぁ……
次回、ハーネス作成編へ続く！
