MOTHERの特徴の一つにフィールドが非常に広いということがあります。
それでもだるさを感じないのは何故でしょうか?
まず、誰が見ても気がつくのはフィールドと街がひとつのマップに存在し、
自然に存在しているということです。
これにより等身大の冒険を体験することができます。
1では1部トンネルで区切られた場所を除けば、
本当に1つの大きなマップで作られていて、
いかにも旅をしているという感じで歩いていて楽しいです。
最短クリアなどでは決して歩くことはないであろう
動物園の裏道やバレンタインの牧場などのなんでもない道も
しっかりと作られており、探検する楽しみもあります。
何よりも自由度が高いのが大きいです。
その点、2ではマップが細かく区切られていて少し残念でした。
全体的に街の中心部分の占める割合も多く、何でもない道などが
ほとんど無い上、自由度もやや低くなっています。
しかし、各マップごとに色使いが変わったり、曲が変わったり、
いろいろな建物があったりという新たな楽しみが増えたのも事実です。
サマーズやスカラビと言った外国のマップもあるので
2では各マップを観光するつもりで楽しむといいのではないでしょうか。
また、1では基本的に街の中なら敵に出会うことはありませんが、
2ではその辺のおじさんや車などが敵となって襲い掛かってくるので
油断はできません。いつでも戦闘になりうる緊張感はなかなか面白いものです。
逆にレベルが高くなってくると敵は寄ってこなくなり、
余計なエンカウントをせずにフィールドを歩くのを楽しめると言うのも
いいところですね。
更に、歩くだけでは無いのも特徴です。
気動車や飛行機、バス、あるいは戦車さえも乗り物となります。
現代風RPGであることを最大限に生かされていますね。
これらの要素によって広いフィールドを歩いていても決して飽きることがなく
ゲームを最後まで続けられるのではないでしょうか?
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