アストロシティ復活計画 第3回 分配ハーネスを作成せよ!の巻
第1回で述べた構想「コントロールボックスで基板を起動し、HDMIで画面を表示。配線を分配し、アストロシティ側にはコンパネやスピーカー、コインなどを配線。」を一歩進めるためにハーネスを作ってテストしてみます。
市販の対戦ハーネスで動作テスト
作ってみますと言ったものの、ゼロからハーネスを作るのも結構手間なので市販の対戦ハーネスを購入し、それをベースに配線することにしました。
まずは仮設プレイ環境に対戦ハーネスをセット。ネットでよく見かける中国語(?)でピンアサインが書いてあるコネクタです。
2P側の配線をアストロシティに回します。
思惑通りアストロのコンパネでゲームを操作することができました。100円を入れるとクレジットが入るぞおおお!!!
音もちゃんとアストロシティのスピーカーから出ます。これでゲーセン感大幅アップ!
基板によってはコントロールボックス側に引っ張られるのか、アストロシティのスピーカーから音が出ないケースもありました。これはコントロールボックスのスピーカーの配線を抜くことで解決しました。
1P側を配線しよう!
対戦ハーネスベースなので当然のことながら片方のプレイヤーの分しか配線されていません。残りは自分で頑張ってはんだ付けする必要があります。仕事ではんだ付けをすることはたまにあるものの、それはあくまで取れてしまった銅線などを付け直したりするためのもの。今回のように沢山の箇所をはんだ付けするのは初挑戦となります。
道具を揃えていざ開始!
この対戦ハーネスは配線が2P側から1P側に付け替えられています。気を利かせてこういう配線になっているのだと思いますが、1Pと2Pの入れ替えなんてアストロシティのコンパネ側で簡単にできるので正直2Pは2Pにそのまま配線しててほしかったな……...